予算がないな~自分で掛軸をつくる??
みなさま大変ご無沙汰しております
掛軸師、掛軸コーディネーター、掛軸デザイナー、表装技能士等々の
ぜんぶよくわからない掛軸に関する資格を持つ佐河太心です。
本日は年内ギリギリですが今年初のブログアップを行います
とはいっても、数か月前にnoteにアップした内容の転載です・・・・
というわけで
掛軸を自分で作るをテーマにお話させていただきます。
掛軸を作る方法としては、大きく分けて2つあります
ひとつは、お店に頼む、もう一つは自分で作るです。
まあ当たり前といえば当たり前ですが・・・
通常は掛軸を作る場合は、業者やお店に頼むのが一般的です
ただ、敷居が高そう、頼みづらい・・・そして、理由で一番多いのが予算がない!!という理由です(個人の見解)
もちろん、最初から最初まで、掛軸の構造に興味があり、自分の作品も含めてトータルで自分で作り出したいという方もたくさんいます!!
そんな方たちは、弊社の表装教室に通っていただき、素敵な掛軸をみなさん作られてます!!(ちょっと宣伝・https://hyoudoukai.com/)
話しを戻します、そう、自分で掛軸を作ろうとする理由として、予算がないから!という理由の方、一歩立ち止まってください!!
これ、掛軸あるあるなのですが、掛軸を自分で作ろうとするよりも、
実は、頼んだ方がトータル的なコストが安くなるという現象があるのです。
ですので、みなさん、予算が限られてるけど、掛軸を作りたいという方は
ダメもとで、掛軸屋に相談してみてください。
1幅のみの場合は、そこまでお安くはなりませんが、数が増えることで、
工法を駆使して、ご希望の予算に合わせて作ることはできます。
(限界はありますが・・・数百円は無理です)
もちろん、掛軸です!掛軸風ではございません、掛軸風をご希望の場合は
掛軸屋や表具屋さんでなく、印刷会社さんのタペストリー印刷などがおすすめです!!
ちなみに、掛軸の定義は
〇鑑賞性
〇保存性
〇収縮性
を担保されたものが掛軸になります。
この定義の質によって、表装の価格が変わってくると考えてもらうと
分かりやすいかと思います!
ようは、安く作りたい場合は、上記の定義は、担保しつつも
ギリギリの質を責めることで、お安くするということになります。
ただ、一言補足すると、本来はご予算があれば、通常の仕立てが第一候補ですので、そこはぜひともよろしくお願いいたします。
あくまでも、短期の保存性でも良い、本数が多い場合に
自分で作るよりも、頼んだ方が結果安くなるかもよ~ということです
みなさんよくあるのが、安くても、保存性が担保されない掛軸風の物が以外と多いのでご注意くださいませ。それは掛軸ではないのでご注意くださいね
と、今回は、意外と掛軸って自分でつくるよりも、頼んだ方が実は安くなるかもというお話でした。
次回は、また別の掛軸あるあるアップいたします!
そして1年間ありがとうございました
来年もひきつづきどうぞよろしくお願いいたします
最近のうれしかったこと!
みなさま
大変ご無沙汰しております
掛軸師の佐河太心です、最近ではいろいろと肩書をつくりまして
掛軸コーディネーターだったり、表装コーディネーターという名前も名乗ったりして
いったい何屋さん?という状況になっておりますが、基本は掛軸の専門家ということで
ひとくくりにしていただいて結構です。
さて、久々にこちらのブログをみたところ、なんと、一年以上も更新されてないではないですが・・・・
よくあるブログの一つになりそうなので、久々でも、更新してみようと考えました!!
と、なぜ久々にブログを確認したかというと、先週の土曜日、写真家の四方花林さんの
個展にお邪魔させていただきました、こちらの写真展は、和紙に作品を出力して、それを掛軸に仕立てて展示している展示会でした。
掛軸は、掛軸屋が作った・・・・わけではないですが、フードスタイルストの旦那さん上野亮さんが、なんと!!作ったそうです。
写真でも掛軸は拝見させていただいていたのですが、とても気になり、実物を見たいと、お邪魔させていただきました、掛軸は写真よりも、実際の作品のほうがより、素晴らしく、四方さんの作品と調和が取れていて、作品の魅力を引き出しているのを感じました。
さらに、お話を伺うと、なんと!! (なんとが多いな・・・)掛軸の制作方法、独学で習得したそうです!! 掛軸を多少たしなんでいる人からすると、独学で掛軸を作ることのハードルが相当高いのはわかってもらえるかと思います!!
たしなんでいない人だと、上にぺとって貼ってるんでしょ~ 簡単だよ~と逆に
思うかもしれませんが・・・
と、何度も驚嘆させられた後に、上野さんが「掛軸の作り方は料理に似ている」という
お話をされておりました!!
その時に私は「!!!!」と言葉にならない、顔をしてしまいました!!
それはなぜか???
実は私もかなり昔になりますが、こちらのブログの前のブログで、「掛軸は料理だ」的なことを思っていたです。
そんな同じ思いや感覚を持っている人がいたのか!!という、驚きと嬉しさが、「!!!」の顔で表現されていたかと思います(どんな顔なんじゃ・・)
そんなわけで、そのブログっていつ書いたかな~って確認するために、ブログを除いたのですが、あまりの更新のなさに、こちらも驚愕して、せっかくだから、今回の出会いについても書いてしまおう!!と思った次第です。
過去のブログ記事
料理的な話
ついでに、SNSではちょろちょろと、お話しておりますが、2月をめどに、掛軸コーディネーターの募集を始めますので、その時はこちらのブログに書こうかと思います。
掛軸コーディネーターは、インテリアコーディネーターの掛軸に特化した版、みたいな制度です、佐河太心とともに、掛軸文化、掛軸サービスを広めてくれる人の募集なります。※ちゃんと、ビジネスとして、掛軸が成り立っていけるような、話になりますので結構真面目に取り組んでます。
2月までまてない!気になる人はDM、メールでご連絡ください
写真掛軸をyoutubeで説明 みんなも写真を掛け軸にしてみよう~
先日、カメラマニアック「youtubeチャンネルのいわなびとん」さんの、番組に出演させていただきました。
何を話したかというと、写真を掛け軸にしてみようということです、掛け軸屋では、10年以上前から、写真を掛軸用の和紙に出力して、掛軸として楽しむという方法を提案をしておりました
が、なかなか、爆発的な浸透にはいってはおりません・・・ そんななか、カメラマンの岩永さん(いわなびとん)と、話していたところ、結構、写真を掛け軸に興味をもってるカメラマンはいるということでした!
ただ、どう頼んでよいかなどの、注文までのハードルが高いという、問題点もききました、たしかに、制作する側からしてみたら、当たり前のことでも、異業種や知らないものだと、どうしても、一歩を踏み出す時に、情報がないと不安になり、まあ、いつかやるか的な感じで、後回しになってしまうようなこともあるかと思います・・・
そんなわけで、今回は、カメラマンさんのyoutubeチャンネルから、カメラマンさん側から、みた疑問に思っていることや気になることを、動画で解決していこうという、コンセプトで出演させてもらいました。
ちょっと活舌もわるく、もごもご言っておりますが、写真を掛け軸にする、楽しみを知ってもらえると嬉しいです、写真を額に入れる、パネルにする、という選択肢の中に写真を掛け軸するという選択肢も入るようになればよいな~と思います。
ぜひぜひ、わたしのオデコフラッシュとともにお楽しみください!!
前編
後編
カケカタ改革はじめました
佐河:
部長、今日もいい天気ですね
部長:
そうだね佐河くん、梅雨の間の晴れ間にしては、湿度もなく
とても、気持ちいい天気だね
佐河:
はい、本当に気持ちが晴れやかになりますね、人間には太陽がいかに必要かを実感しますね。ところで部長、生活していくなかで、さらに気持ちの良いことは、住まいの空間をいかに自分好みの空間にできるかだと思うんですよ。
部長:
たしかに、住まいの中の空間を自分好みにすることで、ストレス削減にもなるしな、落ち着いた空間になれば、それだけで、家にいることが楽しくなるよね
佐河:
そうなんですよ、だからふと思ったのですが、私たちには太陽はつくれないけど、生活空間を彩る何かは作れるとおもうんですよ!そしてもう一つ重要なのは、太陽と生活そして、仕事も重要なのではないでしょうか?
部長:
なるほど、太陽、生活、仕事、それは確かに一理あるけど
ちょっと無理がある気もしないでもないな・・・
おそらく、次の展開のために必要なんだろう・・
佐河:
おや、部長察しがよりしい、そうなんです、仕事のスタイルも変えていかないといけないと思うのですが、ストレスのない仕事、そんなものは夢のような話かもしれませんが、まずは仕事する上で、ストレスのない仕事方法を作り出すということならできるのではないでしょうか?
部長:
言ってる意味がわかるようなわからないような・・・
佐河:
まあ、部長とにかく、仕事着はスーツでなくデニムにしてください!
それだけでも、ストレスが減ってリラックスするんじゃないでしょうか?
少しづつ働き方改革ならぬ、ハキカタ改革していきましょう!!
そして、どんどん掛軸を生活空間に取り入れてカケカタ改革していきましょう!!
部長そんなわけで、生活を彩って、仕事も楽しくできるように、掛軸を作ってみました
どうでしょうか??
オンライン相談/オンライン依頼はじめました。
みなさまこんにちは
全国的に緊急事態宣言も解除され、新しい生活スタイルのなか
少しづつではありますが、日常に戻ってきてる気がします
朝の電車も混んできましたね・・・(自分も混んでる人の一員なんですけどね・・)
さて、そんな中でも、やはり第2波の恐れ、そして、新しい働き方の提案ということで、今後はオンラインで出来ることは、オンラインで活用していくという流れが世の中的には進んでいくのではないでしょうか?
掛け軸屋もデジタル好きの店主が運営しておりますので、一度オンライン相談の
システムを使用しようと考えました。
やはり、はじめての掛軸の仕立ては、言葉だけではとても分かりにくいかと思います。
そこで、オンラインを活用することで、生地の質感や、視覚での説明などができるかと考えております。
とうことで、いままでは、遠方でご依頼が難しかった方や、物を見ないと不安という方も、こちらのシステムを使えばよりご依頼しやすくなるのではないでしょうか?
さらには、掛け軸屋の営業時間平日10時~17時という、、超ホワイト企業的な営業時間により、店舗に来られない方も、私の時間が空いていれば、遅い時間での対応や土日での対応も可能となっております!!
掛け軸屋仕立て店のお問合せから、オンライン相談の希望連絡ができますので
ぜひご利用ください。
まだ、運用始めたばかりで、慣れてないので、どんどんご相談いただいて、慣れていきたいので、ぜひともご相談お願いいたします。
いまのところ、ZOOMでの運用を考えております、もちろん、お客様のビデオは切ったままでの対応も可能ですので、オンライン恥ずかしい~という方も安心して、ご利用可能です、ただ、掛け軸にしたい作品を見せてもらわなくてはならないので、作品がある方は無理ですね・・・
どうしても、顔を見せたくない時は、タイガーマスクの面をかぶってでも良いので、お気軽に!
ではでは、そんな感じで掛け軸屋のオンライン相談ぜひご利用くださいませ
https://kakejikuya.ocnk.net/contact
枯れない観葉植物(光触媒掛軸) 発売しようかと思っております
みなさま
コロナ禍の中いかがお過ごしでしょうか
今年のコロナウイルスで、いままで、まったく日の目を見なかった
「禍」の文字、一躍、流行語大賞になりそうな勢いです
わたしもですが、そもそもコロナが起きなければ読み方すらしらなかったです・・・
うずとか、コロナもにゃもにゃとか、適当に読まずに飛ばしたりとかしておりました
知り合いは「なべ」と読んでました、さすがにコロナなべは怖くて食べれません・・
また話がづれてしまいました・・・
さて、以前から空気清浄機能の付いた掛け軸の試作はしていたのですが
あまり、力を入れてこなかったのですが、このような、世の中にになり
より、防疫や空気清浄、消臭等々に敏感になってきたと思います。
そこで、時代の波にのうように、光触媒機能を持った掛軸を販売しようかなと
考えております、現状は引き続き試作段階ではございます、光触媒の専門家の方の
意見も聞きながら、開発を進めていこうかと思っております、
また表題にある枯れない観葉植物というのは、掛軸の作品部分を写真家さんが撮った
観葉植物の画像にすることで、枯れることのない観葉植物と名付けさせてもらいました
まあ無理やりですけどね・・・・
これで、掛軸=床の間でなく、店舗やクリニックそして洋間にもどこにでも
飾れて、観葉植物のように楽しめる掛軸になるかと思います
そんなわけ枯れない観葉植物、ぜひお買い求めください
まだ発売していないけど・・・・
とりあえず、試作品をアップしておきます